2013年10月27日

パッチギ

パチ業界が疲弊している。
大手チェーン店も、CM費すら捻出できない状況である。それは要するに、あまりに器を大きくしすぎ、楽観的な経営をしてきた結果である。おそらく、丼勘定しかできない愚鈍な経営者が多いのが現状であろう。
健全な会社経営と違い、いわばギャンブル業界である。たかが娯楽である、なにも産み出さない。
産業母体を持たない、理念も持たない、刹那的で馬鹿な経営者と容易に想像がつく。
だが、なにも店側だけが業界を衰退させたわけではないだろう。
そこには、メーカー側の責任もある。新機種を間断なく投入してくる開発サイクルの早さ、新台の価格上昇も追い打ちを掛けていることだろう。
勿論、世の中が好景気で、まさに、いけいけであれば、それでも問題なかったのだが、長らくデフレ不況が続き、客が遊興費にお金を割けない状況に陥り、低貸しの2パチ、1パチ、10スロ、5スロが出てきた。
パチの勝敗は、基本、客同士の金の取り合いである。
勝った者は、負けた者の財布から金を奪ったことになる。店側は高いショバ代を全客から取っている。
店側の新装などのとき、ほとんどの客がプラスになるようなときは、店側からも金を提供する。
店側から見たとき、少数特定の者だけが勝ち続けることが好ましくない。多少のバラツキができたとしても、
客まんべんなく、金を取りたいのである。
そこで遠隔操作が出てきた。だがこれだけだと片手落ちである。
今はホール内には至るところに、監視カメラが設置されている。こんなところにも? というところにもある。
カメラは驚くほど、高性能なものだ。毛穴まで見分けるのではというほどである。
そして、近年、驚異的な画像認識ソフトがあるのだ。
店側はこのソフトで、すべての客の情報を記録しているのである。いくら金を投入して、いくら勝っていて、負けているのかを全て把握しているのである。
まるで、手のひらの上で転がされているということである。やりたい放題。
プロと呼ばれる者が極端に減ったのはこれに起因している。
だから、あくまで、ストレス発散や趣味でとどめるのであれば結構だが、間違っても勝とうとは思わないことである。

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2013年10月20日

パチンコ・パチスロの衰退

最近、遠隔操作をあまり聞かなくなったのは、気のせいだろうか。
まぁ、一種のタブーである。

台の裏は、電線のハーネスやケーブルだらけで、隠しものは森や林に隠せはとはよく言ったもので、
完全に秘匿できる。
遠隔操作の電線が一本紛れ込んでいても、全く分からないものである。

あくまで個人的な意見だが、あるかなしかで言えば、完全にありだと思う。
これは別に、ひがみや、やっかみで言っているのではなく、普通にそう思うからである。
そして、それは、パチンコ、パチスロのどっちにあるかというと、両方にあるだろうと思う。
しかし、それは、まず露見することはないだろう。内部告発くらいしか、発覚する恐れが皆無だからだ。

仮にシステム化されていたとしても、別に勝敗にこだわらず、ただストレス発散、趣味の範囲であれば、それほど怒りもないのかもしれない。客も口には出さず、真偽半々でいるからだ。
勝つこと、儲けることを前提にすれば、まずありえないことだ。

従って現在、一昔前のような、パチプロ、スロプロは存在しないと思うのは、この理由からである。
なにも全国津々浦々全部の店がやっているとは思えないが、相当数やっているのはないかと思うわけである。

この業界が衰退している要因として、抜きすぎたことであろう。
衰退しているというのは、訳の分からない低換金率、2パチ、1パチ、0.5パチとか、10スロ、8スロ、5スロが出来たことである。昔のように等価では客をよべなくなったからだ。

抜きすぎたというのは、本来パチンコ店というのは、客同士が金銭を取り合うものである。誰かが得をして、損をする。店はショバ代を抜くとなるわけだ。
ところが、客への還元額以上に店がぶっこぬいたことが続いたため、誰も勝てなくなった。
そうすると誰も行かなくなるのは当然である。中長期的に考えれない店側が、アホということなのだ。

店側も必至に努力しているのも事実だ。
誰かが勝ち続けてもいけないし、負け続けるのもいけない。
そこで遠隔操作は必需品となるわけだ。これがないと、どうしても、まんべんなく行き渡らせることができないからだ。

余談だが、谷〇とかいう、アホな漫画家がいて、リーチ目だの、お座り一発だの、のたまって、驚くべき勝ち額を計上しているが、それは負け額のことだろう。

遠隔操作が露呈したとして、暴動が起きるのは、スロの方ではないかと思う。
パチンコはどっちかいうと受身だし、天井もないから、確率は必ず収束するという絵空事を信じやすい。
スロはガチの引きを売りにしている機種が多いので、根底から崩れるからだ。

間違っても、パチンコやスロで食っていこうなんて思わないことを進める。
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2013年10月19日

福〇伸行のギャンブル漫画

代表作「ア〇ギ」とは。
しょうもない、言葉の羅列で、一向にストーリーが進まない漫画である。

麻雀漫画なので、勝敗の行方は、そんなもんはどうとでもなる。
骨子、背景にあるものは、単に死人ということなのである。

主人公は、死を恐れない超人的な麻雀を打つが、これは要するに死人(しびと)ということなのである。
これは、傾奇者の前田慶次で云われたことである。それと同じ。

元々は、故隆慶一郎氏が『一夢庵風流記』で書かれたものである。
その元になったものは、武士道を説いた、葉隠の死ぬこととみつけたりである。

既に死んでいるのだから、死は恐くない、震えないという単純なものである。

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